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エアロネクストとプロドローン、4D GRAVITY®テクノロジーライセンス契約を締結
株式会社エアロネクスト(東京都渋谷区、代表取締役CEO:田路 圭輔、以下エアロネクスト)と株式会社プロドローン(愛知県名古屋市、代表取締役社長:戸谷 俊介 以下プロドローン)は、この度、ドローンの基本性能を向上させるエアロネクストの機体構造設計技術4D GRAVITY®︎(以下、本技術※)を搭載した産業用ドローンの開発及び、機体の製造・販売に関する本技術のテクノロジーライセンス契約を締結したことをお知らせいたします。
エアロネクストの本技術とプロドローンのPD4B-Mをベースとした機体を組みあわせて、新しい物流ドローン、「PD4B-Carrier(PD4B-C, 以下、本機)」を開発しました。本機は置き配機能を持った物流ドローンです。空力的にすぐれたボディデザインで高速飛行時において揚力を得るボディを採用することで飛行時間の向上を目指しています。
*本機についてはこちらの動画をご参照ください。
両社は、本ライセンス契約のもと、お互いのノウハウを組み合わせることで新機体の開発を推進し、加速していく産業用ドローン市場の拡大とドローン産業の発展に寄与してまいります。なお、本機は、2024年2月12日(月・祝)に愛知県日進市で開催される「次世代モビリティフェスタinにっしん」にて初お披露目します。
以上
資料
※ 機体構造設計技術4D GRAVITY®︎
飛行中の姿勢、状態、動作によらないモーターの回転数の均一化や機体の形状・構造に基づく揚力・抗力・機体重心のコントロールなどにより空力特性を最適化することで、安定性・効率性・機動性といった産業用ドローンの基本性能や物流専用ドローンの運搬性能を向上させるエアロネクストが開発した機体構造設計技術。エアロネクストは、この技術を特許化し4D GRAVITY®特許ポートフォリオとして管理している。4D GRAVITY®による基本性能の向上により産業用ドローンの新たな市場、用途での利活用の可能性も広がる。
【株式会社エアロネクストとは】
エアロネクストは、「新しい空域の経済化」をビジョンに、空が社会インフラとなり、経済化されて、ドローンで社会課題を解決する世界を生み出すために、産業用ドローンの技術開発と特許化、ライセンスビジネスを行っています。コアテクノロジーは、重心、空力特性を最適化することで、安定性・効率性・機動性といった産業用ドローンの基本性能や物流専用ドローンの運搬性能を向上させる、独自の構造設計技術4D GRAVITY®︎。この4D GRAVITY®︎を産業用ドローンに標準搭載するため強固な特許ポートフォリオを構築し、4D GRAVITY®︎ライセンスに基づくパートナーシップ型のプラットフォームビジネスをグローバルに展開しています。また、ドローンを活用した新スマート物流SkyHub®︎の実現のために戦略子会社NEXT DELIVERYを設立し、ドローン配送サービスの社会実装、事業化にも主体的に取り組んでいます。
*会社概要は https://aeronext.co.jp/company/をご覧ください。
【株式会社プロドローンとは】
「地域から一番信頼されるドローンカンパニーになる」をビジョンに、中部圏におけるドローンエコシステムの構築を目指しています。最大推奨ペイロード20kgで、量産を開始しているマルチコプター「PD6B-Type3」や、2時間飛行可能で耐侯性に優れたヘリコプター型「PDH-GS120」など、産業用ドローンの開発から生産までをワンストップで行っています。
*会社概要はhttps://www.prodrone.com/jp/about/をご覧ください。
*エアロネクストおよびエアロネクストのロゴ、NEXT DELIVERY、並びに「4D GRAVITY(R)」「SkyHub(R)」は、株式会社エアロネクストの商標です。
*その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。